作家の北方謙三(きたかたけんぞう)さんといえば、
「ハードボイルド」とすぐ頭に浮かびます。
これまで200冊以上の小説単行本を
出版してきた文学界の巨匠。
現在は中国の歴史小説に没頭、
長編をお書きになっているとか。
こわもての面構えの北方謙三さんですが、
笑うと笑顔がとてもチャーミングで
そのギャップに癒される人も多くいます。
どんな方なのでしょうか?
ということで今回はこちらについて調べてみました。
- 北方謙三の家族(妻・子供)
- 北方謙三の自宅
- 北方謙三のwiki経歴プロフィール
- 北方謙三の次回作はハードボイルド最高傑作?
- 北方謙三が「情熱大陸」に出演
作家・北方謙三さんにご興味のある方は
是非最後までご覧ください。
前回放送の情熱大陸については下記にまとめてみました。
よろしければご覧ください。
北方謙三の家族(妻・子供)は?

北方謙三さんは妻と子供は娘が2人の5人家族。
ご家族の年齢、お名前等詳細は非公表でわかりませんでした。
奥さんは元高校教師をしていて、
2024年で結婚50年になるそうです。
北方謙三さんは76歳(2024年9月時点)。
そうすると奥様も70歳を過ぎている可能性はありますね。
結婚当時は小説も売れず、下積み生活の北方謙三さん。
教師の奥さんの収入を当てにしていたのですが、
結婚して奥さんは教師を退職、
専業主婦になり当てが外れたという話も噂されています。
娘さんについてはインタビューで
このように語っていました。
俺はねえ、娘しかいないんだよ。
下の娘が剣道三段、上の娘は(極真空手全日本チャンプの)田中健太郎の弟子だけれど(笑)も、これが男だったら張り倒しながら育てているね。
アクティブな娘さんみたいですね。
娘さんはご結婚されているらしく、
現在は中学1年生と2年生の男の子、
小学2年生の女の子の
3人のお孫さんがいらっしゃるそうです。

近くに住んでいるお孫さんは
北方さんがいつも家にいるので、
仕事もしない貧乏な
おじいちゃんとずっと思っていたそうな。
確かにその勘違いもわからなくないですよね。
北方さんはお孫さんを大変可愛がっているそうです。
どんな職業のおじいちゃんでも、
孫は最愛なものなのですね。
北方謙三の自宅はどこ?

北方謙三さんのご自宅は
神奈川県川崎市中原区武蔵小杉と言われています。

小学生の時に移り住んだ川崎の親が建てた家に
今も住み続けているそうです。
──そこから現在もお住まいのご自宅がある神奈川の川崎に引っ越されたんですね。
北方 小学5年生でね。周りに坊主頭なんて私一人でしたよ。父親が外国航路の船長で、船は横浜にしか帰ってこれないから、川崎に家を買ったんですね。
私は親父からもらったその家に今も住んでるんです。タワマンがどんどん建って見違えましたが、当時は工場ばかりで周りには何もなかったですよ。
かなりお金をかけて建て直しをしたらしく、
写真の武家屋敷のような門も後からつけたらしいです。
ハードボイルドな無骨な男らしい
北方謙三さんに似合う門ですが、
考えたのは奥さんということで以外ですね。
感性が似ているのでしょうか、ユニークな感じがします。
そしてもう一軒別荘として、
神奈川県三浦市の海の近くに家をお持ちだそう。

自宅、別荘、そしてホテルの三か所を拠点に
執筆活動を続ける北方謙三さんです。
北方謙三のwiki経歴プロフィール

- 北方謙三(きたかたけんぞう)
- 生年月日 1947年10月26日(76歳)
- 出身地 佐賀県唐津市
- 血液型 A型
- 身長 174センチ
- 職業 小説家
- 活動期間 1970年 –
北方謙三さんは佐賀県唐津市生まれ、
幼少時代を佐賀県で過ごします。
父親は外国航路の船長、
帰港はいつも横浜だった為、
近くの川崎市に家を買い、
小学校5年の時に、川崎市に転居。
芝中学校・高等学校卒業後、中央大学法学部に入学。
在学中の1970年、純文学作品『明るい街へ』を同人誌に発表、
学生作家としてデビュー。

その後10年間は全く本が売れず、
下積み時代が続き、
1981年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。
翌1982年には、『逃がれの街』を出版。
その後『眠りなき夜』『さらば、荒野』『檻』が
次々とヒット“ハードボイルド小説の旗手”として一躍人気作家となり、
“月刊キタカタ”と呼ばれるほどの多作で、
毎月のようにハードボイルド小説を刊行します。
その後も精力的に執筆を重ね、多くの文学賞を受賞、
主な受賞歴はこちらです。
- 1983年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞
- 1984年に『檻』で日本冒険小説協会大賞
- 1985年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を
- 1991年『破軍の星』で柴田錬三郎賞
- 2006年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞
- 2007年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞
- 2010年 日本ミステリー文学大賞
- 2011年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞
- 2013年 紫綬褒章受章
- 2016年「大水滸伝」シリーズ全51巻で菊池寛賞
- 2019年『チンギス紀一火眼』第16回本屋大賞
- 2024年『チンギス紀』第65回毎日芸術賞
平成元年1989年から歴史小説にも挑みますが、
2024年6月には、
14年ぶりの現代小説『黄昏のために』を出版、
小説の他にも独特のエッセイも人気で、
雑誌『ホットドックプレス』で
1986年から16年間続いた青春相談
「試みの地平線」は、
今や伝説となっている北方謙三さんです。
北方謙三の次回作はハードボイルド最高傑作?

70歳を過ぎても、精力的な執筆活動を展開する北方謙三さん。
次回作と話題になっているのが「森羅記」(しんらき)。
2024年9月から「小説すばる」で
連載が始まるこの小説は『三国志』、「大水滸伝」シリーズ、
そして『チンギス紀』と、
中国を舞台にした大河小説の第四弾という位置づけ。
大陸を駆け抜けた物語は海を渡り、
いよいよ日本へと辿りつき、
チンギス・カンの孫であるクビライと、
鎌倉幕府執権・北条時宗を柱に、
13世紀「元寇」の時代を歩んだ人間の生き様を描く、
新たな歴史巨編として連載がはじまります。

あらすじとしてはこのようになっています。
「森羅記」あらすじ
第2代皇帝ウゲディの死後、モンゴル帝国では皇帝の不在が続いていた。第3代皇帝をめぐる混乱の最中、大帝国の礎を築いた英雄チンギス・カンの孫クビライは、祖父の足跡を辿る旅の途上で大叔父テムゲの弔問に向かう。そこで生まれて初めて目にしたものは、テムゲ家が所有する船隊、そして大草原よりも遥かに広大な「海」だった。
一方、わけあって故郷・五島列島を離れ、テムゲ家船隊の船頭をつとめる松浦党の青年タケルは、クビライを乗せて船上を案内することに。折々に大陸の情勢を松浦党に知らせていたタケルだったが、ある日宇久島に呼び戻され、一つの指令を受ける。それは、執権の代替わりにともない平戸を訪れた鎌倉からの使者に、モンゴル帝国について話をしてやってほしいというものだった……。さまざまな人間の信念と疑念が複雑に絡み合う、壮大な物語の幕がいま上がる――。
あらすじを読むだけで
ワクワクするような歴史小説ですね。
更なる「北方ワールド」に胸が躍ります!!
北方謙三の代表作は?

これまで200冊以上の小説を執筆、
出版してきた北方謙三さん。
多くの代表作と言われるものがありますが、
個人的に思う小説を紹介します。
現在話題、活躍中の作家について下記の記事でまとめています。
よろしければご覧ください
北方謙三が情熱大陸に出演!

北方謙三さんが今度情熱大陸に出演します。
番組ではこれまでの全著作をスタジオに集め、
ロングインタビューを敢行。
北方さんの頭の中を紐解きます。
そして、人生最後の大長編と位置付ける、
新たな歴史小説「森羅記」を書き始める姿にも密着。

この小説を書くために、
23年間務めた直木賞の選考委員を辞し、
トレードマークの葉巻を辞め、
愛車マセラッティを手放して
免許も返納したという北方さん。
集大成といえるこの小説に向かう姿は
どんなものなのでしょうか?
興味が尽きませんね!
こうご期待!!
北方謙三のまとめ

今回は「北方謙三の妻・子供や自宅はどこ?次回作はハードボイルド最高傑作?情熱大陸」と題して調べてみました。
- 北方謙三のは妻と娘二人の5人家族、3人の孫がいる
- 北方謙三の自宅は神奈川県川崎市中原区、親の家を譲り受け住んでいる
- 北方謙三の次回作は歴史小説「森羅記」(しんらき)
- 北方謙三が情熱大陸に出演、新作執筆にカメラが密着
70歳を過ぎる現在も、
精力的な執筆活動を続ける北方謙三さん。
「書きたくて、体がムズムズ、心がムズムズ。俺はまだ生き切っていない」と語っています。
何やら、パワーを頂ける気がするのは私だけでしょうか?
北方謙三さんの今後更なるご活躍
期待したいと思います。
以上、「北方謙三の妻・子供や自宅はどこ?次回作はハードボイルド最高傑作?情熱大陸」でした。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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