こんにちはロケパンです!
ついに村上春樹さんの新作の発売が決定いたしました。
題名タイトルは「街とその不確かな壁」。
前作は2017年発売ですから、数えること6年。
村上春樹ファンとしては、待ちに待った待望の新刊発売です!!
なにやら長編小説ということです。
ということで、今回はこちらについて調べてみました👇
- 村上春樹の新作「街とその不確かな壁」について
- 村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の発売日
- 村上春樹の新作「街とその不確かな壁」のあらすじ(ネタバレ)
- 村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」の評判
- 村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の特典
- 村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」の売り上げ(発行部数)
村上春樹さんに興味のある方は是非最後までご覧ください!!
3/31:著者直筆サイン入り本発売情報追記いたしました!詳細はこちらから!
4/17:あらすじ内容(ネタバレあり)追記いたしました!詳細はこちらから!
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」について

村上春樹さんの新作書き下ろし小説の発売が決定いたしました。
タイトルは「街とその不確かな壁」。
前作「騎士団長殺し」が2017年2月刊行ですから、6年ぶりの新刊になりますね。
この小説「街とその不確かな壁」は1980年に『文學界』で発表されています。
1980年『文學界』9月号に掲載された。
後に発表される『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』へと発展する習作的な小説として位置しているが、村上の意向により単行本や全集にも一切収録されていない作品である。この作品は、『1973年のピンボール』が芥川賞候補となったことにより、その受賞第1作として発表することを意識して書いたと、村上自身がインタビューで明らかにしている。
https://ja.wikipedia.org/
テーマそのものは以前から暖めていた内容であったが、文体は前2作とは異なり生硬で難解なものとなり、また物語の結末も本人にとって納得のいくものではなかったようで、村上は後に「あれは失敗」であり、「書くべきじゃなかった」とも語っている。
ウィキペディアによると村上春樹さん自身「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」の次に書いた第3作目の中編小説ということです。
「羊をめぐる冒険」の前に書かれた小説ですね。
あらすじとしてはこのようになっています。
18歳の夏の夕暮れ、「僕」は「君」から高い「壁」に囲まれた「街」の話を聞く。
「君」が言うには、ここに存在するのは自分の「影」に過ぎず、本当の彼女はその「壁」に囲まれた「街」の中にいるという。「君」(の影)はその後まもなく死に、「僕」は「君」から聞いた「ことば」をたよりに「街」に入り、予言者として「古い夢」を調べることになる。
「僕」は本当の「君」に出会い、しだいに親しくなっていくが、「影」を失った彼女とはどんなに言葉を交わし、身体を重ねても、心を通わせることはできないことに気付く。やがて「古い夢」を解放することに成功し、その底知れぬ悲しみを知った「僕」は、「影」を取り戻して「街」を出ることを決心し、留まらせようとする「壁」を振り切って現実世界へと回帰する。
弱くて暗い自分の「影」を背負い、その腐臭と共に生きることを選択した「僕」は、1秒ごとに死んでいく「ことば」を紡ぎながら「君」の記憶を語り続けていく。
村上春樹新作「街とその不確かな壁」のページ数は?

今度の新作は原稿用紙1200枚の小説になります。
原稿用紙1枚が400文字ですから、1200枚というと400文字×原稿用紙1200枚=480000文字です。
行間、余白、文字のサイズ、本のサイズなどによって、1ページに何文字入るか、何ページの本になるか変わってくるので、はっきりと今度の村上春樹さんの新刊が正確に何ページとなるかは判断付きかねますが、文庫本サイズで計算してみます。
文庫や新書の1ページは600文字程度、10万字で167ページと言われています。
とすると今回の村上春樹さんの新作は48万文字ですから、計算すると約800ページになります。
前作の「騎士団長殺し」は2巻組で、あわせて1000ページを超える大長編でした。
今回の新刊も文庫本サイズで約800枚の計算ですから、おそらく長編になりますね。
読むのが楽しみです!!
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の発売日

村上春樹さんの新作「街とその不確かな壁」は新潮社から発売されます。
発売日は2023年4月13日(木)です。
町の書店、インターネットでも購入可能です。
今回は電子書籍としても発売いたします。
料金は2970円(税込み)になります。
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」のあらすじ(ネタバレ)

さて気になるのは新作「街とその不確かな壁」の内容ですね。
1980年に『文學界』で発表された小説「町とその不確かな壁」。
同タイトルで2023年4月に新刊として発売されます。
恐らくその当時のままの小説を発表するわけはなく、それに加筆して膨らませ違うスタイルの小説になっていると予想されますが・・・。
どうなんでしょうね?
はっきり言ってわかりません。
6年ぶりの新刊はどんなあらすじで、私たちを楽しませてくれるのか?
1980年に発表された「街とその不確かな壁」のあらすじとしてはこのようでした。
18歳の夏の夕暮れ、「僕」は「君」から高い「壁」に囲まれた「街」の話を聞く。
「君」が言うには、ここに存在するのは自分の「影」に過ぎず、本当の彼女はその「壁」に囲まれた「街」の中にいるという。「君」(の影)はその後まもなく死に、「僕」は「君」から聞いた「ことば」をたよりに「街」に入り、予言者として「古い夢」を調べることになる。
「僕」は本当の「君」に出会い、しだいに親しくなっていくが、「影」を失った彼女とはどんなに言葉を交わし、身体を重ねても、心を通わせることはできないことに気付く。やがて「古い夢」を解放することに成功し、その底知れぬ悲しみを知った「僕」は、「影」を取り戻して「街」を出ることを決心し、留まらせようとする「壁」を振り切って現実世界へと回帰する。
弱くて暗い自分の「影」を背負い、その腐臭と共に生きることを選択した「僕」は、1秒ごとに死んでいく「ことば」を紡ぎながら「君」の記憶を語り続けていく。
まさにこれを読むと『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』へと発展する習作と取れる小説です。
これはこれで面白そうで、読んでみたいですよね。
現段階ではもちろん、新作の内容等を調べても何の情報もありませんし、公開もされていません。
わかっているのは小説タイトルの「街とその不確かな壁」のみ。
なにやら現在の世界状況、世界情勢にぴったりの題名です。
どんなあらすじになるかは私見でしかありませんが、自分が読みたいと思うものは激しいものですね。
長編小説としては、前作の「騎士団長殺し」、前々作の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」ともに深いしっかりとした村上春樹ワールドの作品でしたが、魂を揺さぶられるものではなかった気がします。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」や「1Q84」のようなドキドキしながら読み進め、どこに着地点があるのか、まったくわからない、しかし読了後の村上春樹作品でしか、味わえない余韻みたいなものを感じたいですね。
村上春樹さんは現在74歳。
74歳が18歳みたいな小説書いたら、カッコいいと思いません?
村上さんにはまだできると思います。
「街とその不確かな壁」楽しみです!!
【追記】「街とその不確かな壁」のあらすじと読後の感想(ネタバレあり)
追記
村上春樹さんの書き下ろし新刊長編「街とその不確かな壁」。
第一部、第二部、第三部の三部構成になっていてページ数は655ページです。
村上春樹さんには珍しくあとがきも書かれています。
現実と妄想、意識と無意識のパラドックスなパラレルが展開して、今はどこの世界にいるのか読んでいてわからなくなる、いつもの村上春樹ワールドです。
第一部で1980年に発表した中編小説「街とその不確かな壁」を新しく書き直した17歳と16歳の恋人同士の物語、第2部は現実に戻り、福島の図書館長の出来事、第三部ではまた現実から壁の内側に戻っての世界が展開されます。
壁の内側から見た外の世界、壁の外側から見た中の世界、穴の中から見た地上の世界、地上から見た穴の奥深い世界、それぞれがそれぞれの視点でガラッと見え方も違い、それぞれがそれぞれでしっかりとした意味を持つといいましょうか、それを比喩として今の世界情勢が垣間見れるようなタイムリーな小説でした。
小説は読む時期(個人的にも世の政情的にも)によって感じ方が違ってきますが、この「街とその不確かな壁」は今2023年に読んだ方がいいかなと、個人的には思いました。
好きなキャラクターとしては元図書館長の子易さん。
ベレー帽に巻きスカートの装いって、とても村上春樹発想だなと、クスっとしました。
今回の小説は登場人物の人物像がしっかり描かれているような印象もうけました。
また次の長編小説が読みたいですね。
次はいつなのか?
今後の執筆活動も期待したいです!!
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の特典

今回の村上春樹さんの新作特典はあるのでしょうか?
発売の際に予約特典でグッズがよくついてくるというのは、よくある話ですが、今回はそういう類いのものはないみたいですね。
昨今はネット書店などで、購入する方が多いと思いますが、町の書店では予約購入特典みたいなものを実施している本屋さんは結構あります。
探してみるの一考かと思います。
村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」の売り上げ(発行部数)

村上春樹新作の発行部数はどれくらい行くのでしようか?
過去の売り上げベスト5を見ますと、このようになっています。
- ノルウェーの森 1000万部
- 1Q84 300万部
- ねじまき鳥クロニクル 227万部
- 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 162万部
- 騎士団長殺し 134万部
さて今回の新刊売り上げはどのくらいいくのでしょうか?
待ちに待った新刊だけに、100万部突破は間違いないところでしょうね。
私の予想だと、「騎士団長殺し」は抜くのではないかと思うのですが・・・。
結果が楽しみです。
村上春樹の新刊「街とその不確かな壁」の評判

さて村上春樹新刊発売について世間の反応はどうなのでしょうか?
みなさん新刊発売に向けて余念がありませんね。
『街とその不確かな壁』の「著者直筆サイン入り愛蔵版」今秋発売予定!
村上春樹さんの小説は、イギリス、アメリカ、スペインなど海外で「愛蔵版」が作られています。
新作長編『街とその不確かな壁』は4月13日に発売されますが、今秋、「著者直筆サイン入り愛蔵版」を刊行します。意匠を凝らした特別仕様の上製本で、限定300部(シリアルナンバー入り)の予定です。
装幀等の詳細は、6月1日に新潮社HP特設サイト上で発表し、発売の2か月前に先着順での予約開始となります。予定部数:限定300部(著者直筆サイン、シリアルナンバー入り)
新潮社
予価:10万円(税・送料別)
販売:新潮社のオンライン直販サイト「新潮ショップ」
仕様:オリジナル函入り、特製プレート+布表紙、判型 菊判(天地218mm×左右152mm)、簾目入り本文紙
*なお、資材の関係で仕様は変更になることがあります。
新潮社、何やらすごいことを企画していますね。
村上春樹さんの直筆サイン本発売だそうです。
1冊10万円!
超プレミアです!!
村上春樹のまとめ

今回は「村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の発売日はいつ?あらすじ(ネタバレ)や評判や特典は?売り上げ(発行部数)も知りたい」と題して調べてみました。
- 村上春樹の新作発売日は2023年4月13日(木)
- 村上春樹新作タイトルは「街とその不確かな壁」。
- この小説タイトルで1980年「文學会」で発表している。
- 村上春樹の新作のあらすじはまだわからないが、私見では激しくなるのでは・・
- 村上春樹の新刊特典はない模様
- 村上春樹の新作の売り上げは100万部は行くと予想
6年ぶりに新作書き下ろし長編小説を発売する村上春樹さん。
どんな村上ワールドが展開されるのかワクワクです。
発売日を首を長くして待つことにします!!
以上、「村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の発売日はいつ?あらすじ(ネタバレ)や評判や特典は?売り上げ(発行部数)も知りたい」と題して調べてみました。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。
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