こんにちはロケパンです!
スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が話題になっています。
前宣伝なしでの公開でしたが、興行収益、観客動員ともに大ヒットを記録していますね。
宮崎駿監督はこれが最後の作品と公言しています。
個人的にはもう一作作ってほしいなぁと思う次第ですが、スタジオジブリとしたらどうなのでしょうね?
アニメ制作会社といえば、最近スタジオポノックという名前をよく耳にします。
調べてみたら元スタジオジブリのスタッフが設立した会社だそうです。
メンバーにはジブリ作品の「借りぐらしのアリエッティ」、「思い出のマーニー」を監督した米林宏昌さんも在籍しているとか!?
スタジオポノックとは、どんな会社なのでしょうか?
ということで、今回はこちらについて調べてみました👇
- スタジオポノック
- スタジオポノックの設立理由
- スタジオポノックの社長やメンバーは?米林宏昌も在籍?
- スタジオポノックの作品
- スタジオポノックとジブリの違い
スタジオポノックに興味のある方は是非最後までご覧ください!
スタジオポノックとは?
スタジオポノックは2015年に設立されたアニメ映画制作会社です。
今年2023年で創立8年目になりますね。
「ポノック」という名前は、クロアチア語で「深夜0時」を意味し、新たな一日のはじまりということでこの言葉を社名に掲げました。
スタジオポノックの会社としての指針はこのようになっています。
スタジオポノックは、これからの世界に生きる子どもたち、かつて子どもだった全ての大人たちが、心から楽しめるアニメーション映画制作を志すアニメーション映画会社です。
https://www.ponoc.jp/
世界の美しさを描き、物語を通して真実を語り、世界のひとりひとりに贈り届けるスタジオです。
ちいさなスタジオではありますが、ポノックの仲間たちと共に、世界で楽しまれ、愛される作品を作り続けていきます。
会社の所在地は〒180-0023 東京都武蔵野市境南町2-10-21 新倉ビル
JR武蔵境駅からほど近い場所にあるみたいですね。
スタジオジブリもたしかこの近辺だったと思います。
武蔵野の面影がしっかり残っている自然豊かな素敵なところです。
求人等は定期的に応募している模様。
外部からの企画や脚本の持ち込みは一切受け付けていないということで、スタジオポノックの気概が伺えますね。
スタジオポノックの設立理由は?

2014年に宮崎駿監督の引退宣言により、スタジオジブリの映画制作部門は解散してしまいました。
当時ジブリに在籍、高畑勲監督作品のプロデューサーをしていた西村義明さんが「ジブリの血を引いた作品を作ろう」と決意、ジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督にまだ映画を作りたい意思があるのを確認すると、新スタジオを立ち上げることを決めます。
その当時の心境を西村さんはこのように語っています。
「スタジオジブリの作品が大好きでここに入って、高畑監督、宮崎監督と映画を作ってきた。ここには9割の苦しさと1割の喜びがありました。最高のクリエイターが集って『一本の映画で世界を変えられる』と信じて邁進してきた。でも、みんなバラバラに散ってしまう」
https://www.buzzfeed.com/jp/
そして2014年末、西村さんはスタジオジブリを退社、2015年4月にスタジオポノックを設立しました。
2014年にスタジオジブリの映画制作部門は解散したということは知りませんでしたね。
まあ宮崎駿監督の映画を作る為に設立された「スタジオジブリ」ですから、解散も当然なのですが・・。
ジブリで働いていたクリエイターの人達もこの先どうするか考えたことでしょう。
米林宏昌監督がもうジブリにいないというのも初めて知りました。
「スタジオジブリ」が宮崎駿監督の映画を作る会社だとすると、「スタジオポノック」は米林宏昌監督の映画をメインに作る為の会社ということになるのでしょうね。
スタジオポノックの社長やメンバーは?米林宏昌も在籍!?

スタジオポノックの取締役社長は西村義明さん。
簡単なプロフィールはこのようになっています。
- 西村義明(にしむらよしあき)
- 生年月日 1977年9月25日(45歳)
- 出身地 東京都大田区
- 職業 アニメーションプロデューサー、映画プロデューサー
- 事務所 スタジオポノック代表取締役 元スタジオジブリ所属
- 活動期間 2016年 –
西村義明さんは横浜国立大学在学中にアニメ映画製作を志し大学を中退しアメリカに留学、帰国後の2002年にスタジオジブリに入社しました。
入社後は『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』で宣伝を担当、2006年11月、高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』の担当に指名され、プロデューサーとして2013年11月に公開にこぎ着け、翌年2014年の第87回米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門ノミネートとなりました。
その後は米林宏昌監督作品「思い出のマーニー」のプロデューサーを務めますが、その年2014年にジブリの映画制作部門の解散が決まり、同年末にスタジオジブリを退社し、2015年4月にアニメーション制作会社スタジオポノックを設立しました。
スタジオポノックのメンバーは?米林宏昌も在籍!?

エン・ジャパンの企業口コミサービスのスタジオポノックの詳細はこのようになっています
会社名 株式会社スタジオポノック
https://en-hyouban.com/
業界 広告・マスコミ(映像・音声)
URL http://www.ponoc.jp/
所在地 東京都武蔵野市境南町2−10−21新倉ビル
従業員数 19名
設立年 2015年
資本金 5百万円
代表者 西村義明
決算月 3月
スタッフは19名と記されていますね。
2015年のスタジオ設立の際、バラバラになっていた元ジブリスタジオのクリエイターたちに西村さんが頭を下げ、再集結したスタジオポノック。
規模や資金は小さくなりましたが、この元ジブリスタジオのメンバーたちが集まり「またジブリで描いてきた世界を作れる」と確信したそうです。
そして監督の米林宏昌さんも在籍しています。
スタジオポノックの作品は?
現在までのスタジオポノックの劇場公開作品は2作です。
2017年 メアリと魔女の花 米林宏昌監督作品

2018年 「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」米林宏昌 百瀬義行 山下明彦

そして最新作として百瀬義行監督作品「屋根裏のラジャー」が2023年12月に公開予定とされています。

スタジオポノックとジブリの違いは?

「ジブリの血を引いた作品を作ろう」と決意して設立されたスタジオポノック。
基本的には今日までスタジオジブリが築き上げてきた映画作りの志を継承するということをメインにこれからもアニメ映画を作っていくということがコンセプト。
制作スタイルもメインは機械を使わず手書きアニメーションを踏襲するそうです。
スタジオポノックの映画は、クリエイターが手で動かし、手で描く、手描きアニメーション作品です。
https://www.ponoc.jp/
一方で、物語や映像、音楽や音響に至るまで、国の内外を問わず、新たな才能や、新たな技術も積極的に採り入れ、多様な作品作りに挑み続けています。
しかし、やはりジブリとは違うポノックの個性というのも必要になってくると思います。
それについて2017年のインタビユーで西村義明さんはこのように語っています。
「僕たちは、『今、作るべき作品を作る』だけなんです。例えば、高畑、宮崎両監督の晩年の作品テーマは『生と死』。今の僕たちが同じテーマを描けと言われても、いいものは作れません。自分たち自身がまだこの世の別れについて答を出せていないからです。逆に、80年近く生きてきた今の彼らに『ラピュタやトトロのような作品を作って欲しい』っていうのは、違うと思います」
https://www.buzzfeed.com/
ジブリの魂を継承し、新たな世界に挑戦を始めたスタジオポノック。
これから、どんな作品を私たちに見せてくれるのか?
期待がかかります!!
スタジオポノックのまとめ
今回は「スタジオポノックとジブリの違いは?設立理由や社長やメンバーや作品は?米林宏昌も在籍!?」と題して調べてみました。
- スタジオポノックは2015年に設立されたアニメ映画制作会社
- スタジオポノックの設立理由は、ジブリの継承と米林宏昌監督作品を制作するため
- スタジオポノックの社長は元ジブリプロデューサーの西村義明
- スタジオポノックのメンバーは元ジブリクリエイター、米林宏昌監督も在籍
- スタジオポノックはジブリの手書きアニメを継承すると共に、新しい世界に挑む
2023年12月に第三作目として新作「屋根裏のラジャー」を公開するスタジオポノック。
どんな映画になるか楽しみです。
これからも、ジブリ映画の素晴らしさを継承して、私たちに夢や希望を与えてほしいものですね。
スタジオポノックのご活躍期待します!!
以上、「スタジオポノックとジブリの違いは?設立理由や社長やメンバーや作品は?米林宏昌も在籍!?」でした。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。
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