建築家の坂茂(ばんしげる)さんが
世界の優れた芸術家に贈られる
「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞されました。
紙でできた素材を使ったシェルターや
仮設住宅を世界各地で作り、
難民の救済や災害支援に取り組む
建築家として有名な坂茂さん。
どんな方なのでしょうか?
気になりますね!
ということで今回はこちらについて調べてみました。
- 坂茂(建築家)の代表作
- 坂茂(建築家)wiki風プロフィール
- 坂茂(建築家)の経歴
- 坂茂(建築家)の学歴
- 坂茂(建築家)の家族(妻・子供)
建築家・坂茂さんにご興味のある方は
是非最後までご覧ください。
坂茂(建築家)の代表作は?
世界に誇る日本の建築家と言われる坂茂さん。
環境に優しい素材を用いた作品が特徴だそうです。
代表作と言われる作品をいくつか紹介します。
ポンピドゥー・センター・メス
https://www.world-architects.com/
2010年に作られたフランスのメス市にある現代美術館。
特徴的な屋根は六角形の木造で、
フランスの国土の形は六角形に近いため,
フランス人にとって六角形は国のシンボルだそう。
自然の風を活用した通風や、
太陽光を利用した照明など、
SDGsを考えた設計。
紙のカテドラル
2013年にニュージーランドの南島に位置する
クライストチャーチ作られた大聖堂。
2011年のクライストチャーチ地震で被災した
セント・メアリーズ大聖堂の
仮設聖堂として建てられました。
名前の通りリサイクル可能で耐久性のある
紙管を主要な建材として使用、
屋根はポリカーボネート材で作られており、
自然光による明るく開放的な空間を実現しました。
ノマディック美術館
2005年にニューヨーク・ハドソン川に
設立されたノマディック美術館。
特徴は、持続可能性に配慮したデザインと、
移動が可能な構造を持つ美術館。
「ノマディック」を日本語に訳すと「遊牧民的な」。
コンテナを交互に組み上げ、内部の柱は
巨大な紙の筒を円柱として使用しているそうです。
コンテナを使うという着眼点がユニークですよね。
禅坊 靖寧(ぜんぼうせいねい)
https://awajishima-resort.com/
2022年にオープンした日本の兵庫県淡路島にある禅宗の寺院。
淡路島の大自然を感じられるよう稜線を超えない高さに設計、展望デッキからの眺めは素晴らしいものがあります。
日本の伝統的な建築要素と現代建築の美学が見事に融合した名建築です。
是非一度足を運んでみたくなります。
皆、趣のある独特な感性をもった建築物ですね。
オリジナリティ溢れる坂茂さんの作品です。
坂茂(建築家)のwiki経歴プロフィール
- 坂茂(ばん しげる)
- 生年月日 1957年8月5日(67歳)
- 出生地 東京都
- 職業 建築家
- 会社 坂茂建築設計
- 活動期間 1985年 –
坂茂さんは日本のみならず世界中で活躍する建築家。
地震や洪水など大規模な災害が発生すると、
日本だけでなく、アフリカやカンボジアまで即座に赴き、
被災者や難民用のシェルター、
住宅などを設計、作ってきました。
「行動する建築家」という異名もあります。
坂茂(建築家)の経歴
坂茂さんは1957年生まれ、東京都出身の67歳。(2024年9月時点)
両親は会社員の父と服飾デザイナーの母の下に生まれます。
子供の頃からラグビーを始め、成蹊高校では
花園での全国大会にも出場するスポーツマン。
中学時代から建築家を志し、
高校卒業後はクーパー・ユニオンを目指して
1977年、19歳で渡米。
アメリカのさまざな学校で建築を学び、
再びクーパーユニオンに戻り、
1984年同建築学部を卒業。
1985年に東京に坂茂建築設計を設立、
その後は、世界中で起こった大災害に駆けつけ、
紙管、コンテナなどを利用した建築や
災害支援活動を展開。
2014年には建築分野のノーベル賞とも言われる
国際的なプリツカー賞を受賞しました。
主な受賞歴はこのようになっています。
- 2008年 – フランス共和国国家功労勲章オフィシエ受章
- 2011年11月 – フランス芸術文化勲章オフィシエ受章
- 2011年 – 国際建築家連合から避難所の創造的探求でオーギュスト・ペレ賞(建築界のノーベル賞と称される)受賞
- 2012年 – 毎日芸術賞
- 2012年 – 芸術選奨文部科学大臣賞美術部門
- 2014年 – プリツカー賞
- 2014年 – フランス芸術文化勲章コマンドゥール受章
- 2015年 – 朝日賞
- 2017年 – 紫綬褒章受章
- 2017年 – マザー・テレサ社会正義賞
- 2022年 – アストゥリアス皇太子賞平和部門
https://ja.wikipedia.org/
現在は東京のほかにもニューヨーク、パリにも事務所を構え、
パートナー建築家とチームを組んで
個人の邸宅や大規模建築から被災地支援まで、
さまざまな建築を手がけている坂茂さん。
持続可能な建築の分野で革新的なアイデアを
提案し続ける建築家として広く認知、
今後の活躍も期待されます。
2024年に日本人建築家の山本理顕さんが
ブリッカー賞を受賞されました。
山本理顕さんについて下記の記事でまとめています
よろしければご覧ください。
坂茂(建築家)の学歴は?
坂茂さんの学歴は成蹊小~成蹊中~
成蹊高~クーパー・ユニオンです。
日本にいたころはラグビーに夢中な
ラグビー少年として過ごし、
高校卒業後はクーパー・ユニオンを
目指して1977年、19歳で渡米。
アメリカでは様々な学校で学んでいたようですね。
略歴はこのようになっています。
1977年〜1980年 – 南カリフォルニア建築大学在学
1980年〜1982年 – クーパー・ユニオン建築学部在学
1982年〜1983年 – 磯崎新アトリエに在籍
1984年 – クーパー・ユニオンの建築学部卒業
建築士になられてからは、
平行して慶応大学等の大学の教授を歴任、
現在は芝浦工業大学特別招聘教授をしているという坂茂さん。
これからの建築界発展の為に日々奔走しているようですね。
現在、注目話題の建築家について下記の記事にまとめてみました。
ご興味がありましたらどうぞ。
坂茂(建築家)の家族(妻・子供)も知りたい!
坂茂さんの奥さんは
アクセサリーデザイナーの坂雅子さん。
東京都出身、1963年生まれ、61歳。(2024年時点)
ご自身のブランド「acrylic(アクリリック)」を設立、
略歴はこのようになっています。
坂 雅子(Masako Ban):代表取締役/バッグ・アクセサリーデザイナー/バイヤー
東京生まれ。
大学卒業後、大手ゼネコン、建築設計事務所、デザイン事務所などを経て、グラフィックデザイナーとして独立。
2001年ロンドン滞在中に独学でアクセサリーデザインを始め、2003年にバッグとアクセサリーのブランド「acrylic(アクリリック)」を設立。
2005年ニューヨーク近代美術館ミュージアムショップに最初のコレクションが選ばれる等、国内外のセレクトショップで販売するほか、個展開催。オンラインショップも運営。
2005~2020年、元麻布にacrylic shop。著書に『遅咲きでもいい。「好き」を仕事にする勇気』(主婦の友社)
お二人の出会いや結婚時期など詳細について
Googleはもちろん、twitterや2ch、
5chもみたのですが情報は見つかりませんでした。
少なくとも、現時点ではネット上に
一切情報は出ていないようです。
子供の有無についてもほとんど情報がなく、
SNS上ではいないとなっていますね。
もし今後何か新しい情報ありましたら、
追記していきたいと思います
坂茂(建築家)のまとめ
今回は「坂茂(建築家)の代表作は?wiki経歴や学歴や家族(妻・子供)も知りたい!」と題して調べてみました。
- 坂茂(建築家)の主な代表作は【ポンピドゥー・センター・メス】、【紙のカテドラル】、【ノマディック美術館】、【禅坊 靖寧】等
- 東京都出身、67歳(2024年9月時点)、プリツカー賞を受賞するなど世界的建築家
- 坂茂(建築家)の学歴は成蹊小~成蹊中~成蹊高~クーパー・ユニオン
- 坂茂(建築家)の妻はデザイナーの坂雅子、子供はいない模様
世界的建築家として名高い坂茂(ばんしげる)さん。
温暖化が深刻な地球にとって、
とても意義のある建築技法で人々の評判を呼んでいます。
今後更なるご活躍期待したいと思います!
以上、「坂茂(建築家)の代表作は?wiki経歴や学歴や家族(妻・子供)も知りたい!」でした。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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